18日の日曜、息子はボーイスカウトで早朝から六甲山へ雪山ハイク。
息子を駅まで送って家へ戻ったらまだ8時過ぎ。オットは前夜帰りが遅かったので午前中は起きないだろうし…。
で、娘と「京都へ行こう!」と、思い立って10分で(笑)出発しました。
先日遠足で行く予定だった(娘は熱で行けなかった…)金閣寺に行こう、とだけ決めてあとは行きながら考えることに。
そうしたら、たまたま乗った阪急京都線が京都の絵が描かれたキャンペーン電車で、舞妓さんが「京の冬の旅キャンペーン」のパンフレットを一人一人に配ってくれたのです。何だか得した気分でした。
そのパンフを見ると、ちょうど金閣寺の近くのお寺で冬の特別公開を開催していることがわかったので、即、その日のルート決定!
女二人の旅は気楽でいいです(笑)。
阪急西院駅からバスに乗って金閣寺へ。私自身も修学旅行以来でした。
まぶしかった〜。やっぱり一番人が多かったな。
お次は龍安寺。まずは門前にあったお茶屋で昼ごはん。にしんそばを食べました。
龍安寺の有名な石庭を観るのも修学旅行か大学時代以来か…というくらい久しぶり。
ちょうど先日テレビで、スティーブ・ジョブスがこの石庭をみるのが好きだったというのをやっていたので、もしかしてこの石庭からいろいろ思いついたのかなぁ…と、私たちもしばし眺めながら思いをめぐらしました。特に何も思いつかなかったけど(笑)。
そして仁和寺。
ここでは金堂と経蔵が特別公開中。
これがなかなかよくて、ボランティアの人の説明を聞きながらじっくり観ました。
金堂は桃山時代の御所(紫宸殿)の建物を移築したそうで、国宝。
入り口の屋根に、「あ」「うん」の亀がいました。めずらしい!
経蔵もなかなか見応えありました。
仁和寺…気に入った〜! そうそう、徒然草を思い出したけど「徒然なるままに、ひぐらし、硯に向かいて…」と言いかけて、その先がなかなか出て来なくて(苦笑)。娘が中学で勉強してくれるかな。
そして最後、仁和寺から20分ほど歩いて妙心寺へ。こちらの三門が特別公開中でした。東福寺、大徳寺の次に古い三門だそう。
急な階段を上がって楼上へ。ここには見事な十六羅漢が祀られていました。すごい迫力!
天上には一面に龍や楽器などが描かれていて、それも彩り豊かですばらしかったし、ここも観られてよかった〜
左:ちょうど一冊の表面が終わりました。裏も使えるとのことだけど、新しいのもほしいな。 右:京都といえば、にしんそば!金閣寺、龍安寺、仁和寺では御朱印も頂きました。
そしてせっかくなので烏丸までバスで出て、錦市場をぶらぶら。
だし巻き卵やわらび餅、焼き餅を食べつつ、有次や手ぬぐい屋に寄り、お土産に漬物を買ってから、帰路に着きました。
まだまだ他にも冬の間非公開文化財を特別公開しているお寺があるので、3月までにまた京都に行こう!と娘と話しました。
オットはオットでゆっくりして、息子も雪山ハイクを楽しんで、それぞれに充実の日曜日でした。