今日は、ずいぶん前にチケットを取っていたワンコインコンサートの日。
自転車で行けるところにある兵庫県立芸術文化センターの大ホールでピアノ演奏を聴いてきました。
ピアニストは川原慎太郎さん。今はスイスでピアノの勉強をされている若い演奏家。
「〜ピアノ、音の戯れ」と題されたコンサート。
まずはバッハのトッカータから。
演奏が始まったとたん…声を上げてしまいそうになるほどびっくり!
バッハってこんなに軽やかで柔らかくてコロコロ転がる感じだったっけ?
まさに「音が戯れている」感じなのです。
そういえば大ホールでピアノだけの演奏を聴いたのは初めてで、あまりの音響の良さにもびっくりだったのだけど。
今回は子どもの頃から大好きなラヴェルを生で聴けるのでチケットを取ったのですが、バッハでこんなにやられるとは!
後半の「フランス風序曲」が特によかった。
ワンコインコンサートはラフに本人のおしゃべり付きで、このフランス風序曲についてもわかりやすく説明してくださいました。
そのおしゃべりで納得…音に彼の性格が表れているなぁ…と。
とげとげしていない感じというのかな…
きっとスイスの大自然のなかで(今ちょうどBSでアルプスの少女ハイジを視聴中なのでその自然の雄大さはよくわかる)ゆったりとピアノを学ばれているんだろうな。
あ、ラヴェルは「水の戯れ」を演奏されたのだけど、これがまさに水が「戯れている」感じ…
すばらしかった!
彼のバッハ、また聴きたいです。
コンサートのあとは西宮ガーデンズのヘルシンキベーカリーでお昼。
一緒に行った友人と余韻に浸りつつ、熱々のグラタンセットを堪能しました。
いい一日だったな〜。
川原慎太郎
初めまして。コメントありがとうございます!
ご本人から…嬉しいです。
あのときは本当に素敵な演奏でした。
ラベルの「水の戯れ」は小学生の頃から大好きな曲で、生で聴くのは初めてでとても感動しました。
なかなかまめに演奏会へ行ける立場ではないのですが、またぜひ、公演を探して聴きに行きたいと思います。
川原さんらしいピアノをこれからも弾き続けていただけたらと思っています。応援しています!